両親が退院して2週間。

なんとなく退院後の生活状況が明らかになってきた。

 

朝、夕に自宅に家政婦、生活援助、身体介護と3パターンの

サービスが入る。

父は入れ代わり立ち代わりの担当者との対応で奮闘中。

母は、デイケアとショートステイをまわり、

ゆっくりできるのは日曜だけ。

 

先週末も、私は実家に泊まってきた。

 

土曜日、デイケアから帰宅した母はぐったりしていて

そのままベットへ直行。

一週間ぶりの再会にもかかわらず、笑顔は全くなかった。

 

デイケアは「行きたくない。」

ショートステイ先では、「家に帰りたい。」

家にいると、「大変過ぎてショートステイ先の方がのんびりできていい。」と

母は愚痴をこぼす。

 

父は、どうにか母と実家で住むため

母に、一人でトイレにいけるまで身体機能をもどしてほしい一心で

ずっと母を監視してリハビリ、リハビリ

「足をあげてみろ! 手をつっぱって立ち上がってみろ!」と声をかけ続ける。

 

母は「いや! 私の自由にさせて!今は、やりたくない!!」と言い

父は「俺がお前の事を思ってアドバイスしているのに

   なんで、俺の言うことが聞けないんだ!」と怒鳴る。

母は「そんなの愛じゃない。管理しているだけ!」

父は「じゃ、俺といるのが嫌なのか!!」

 

もう、聞いているこちらの心が張り裂けそうになる。

 

 

 

 

 

でも夫婦って、本当にわからない。

 

部屋のベットで母は横になっていると

頻繁にブザーを押し

父を呼ぶ。

 

父は「なんだ〜 どうしたんだ〜」と声をかけ

母はクスクス笑っている。

 

夜中でも、頻繁にブザーを押すので

父は「おい。もう少し寝てなさい」とやさしく言う。

母は「あなたのイビキがうるさいからよ」と笑い、

再び楽しそうにブザーを押す。

 

顔を合わせると喧嘩して

ちょっとでも顔が見えないと会いたくなるらしい。

 

お昼に大好きな鰻をおいしそうに食べる母。

それを、うれしそうに見つめる父。

目にもとまらぬ早さで、父の鰻を自分のご飯にのせる母。

「そんなに美味しい?これも、食べなよ」と

残りの鰻を母にあげて微笑む父。

 

夫婦喧嘩は犬も食わない

と言うけれど

 

第三者が気をもむこと事態、

無駄なのかもしれない。

 

今迄、両親の介護で自分のことしか見えていなかったけど

気づけば、友人、知人、多くの人が病気や困難に直面している。

 

そこから来る不安や恐れに

のまれそうになる。

 

重たい気持ちになったので

親友に「いろいろあるね〜」と言ってみた。

 

「それって生きてるってことだね。

 その一つ一つの中に神様を見つけることができる。

 だから困難も恵みと言える。」と返事があった。

 

生きてるってことか〜

何かあれば、不安や恐れに陥ることは、当たり前だと思う。

無理して平然をよそおう必要もないと思う。

ありのまま。

ありのままで呼吸をするように

そういうところを通らせてもらおうと思った。

 

 

1週間ぶりに両親が退院したリハビリ病院に

所用で行ってきた。

 

担当のドクター、看護師にも会えた。

二人とも

「その後、いかがですか?」と声をかけてくださった。

 

患者を送り出しても、気にかけている。

 

そんな気持ちの伝わる言葉いただけて

温かい気持ちになった。

母のショートステイ先は

献立を二種類から選択できます。

 

担当者から食事の希望を聞かれた母

 

『今までの病院で鶏肉は一生分食べました。

だからもう鶏肉は要りません。』

 

すると困った顔の担当者。

 

『実は昼は

チキンカレーか

粕漬けのお魚です。

どうしますか?』

 

すると『チキンカレー』と答えた母。

お茶目♥

6月4日 両親がリハビリテーション病院を退院。

花子店長も同行し熊谷の実家へ。

弟夫婦が、事前に到着し、お昼の準備をして迎えてくれた。

 

お昼は、うな重。

母のリクエストである。

和室に両親の介護ベットを用意。

 

午後4時から7時まで、今後の生活をサポートしてくださるスタッフの皆様と打ち合わせ

・家政婦

・身体介護のヘルパー

・ショートステイ施設

・家事援助

・デイケア施設

・ケアマエージャー

・パナソニック(手すり設置作業)

7業者、10名である。

 

大激論であった。

 

その後、弟夫婦が用意してくれた夕食を食べ

弟夫婦は帰宅。

 

夜10時くらいに、両親が就寝。

ところが28度の部屋で

父は寒い寒い、毛布を持ってきてくれ で

母は暑い暑い、で汗を拭いて欲しいとか・・・

座りたいとか(ベットから起きるのも、寝るのも介助が必要)

トイレに行きたいとか(やっぱり介助が必要)

照明がまぶしいとか・・・

蚊取用のベープの臭いが気になるとか・・・

 

 

で、やっと一息ついた12時から

各事業所から預かった山のような契約書類を記入を始める。

さすがに1時には眠くなり

途中で中断。風呂に入り、1時半に寝る。

が2時にすでに両親は目を覚まし

母は、じっとしていられず

仕方なく、リビングに連れてきて

そこから延々、おしゃべりタイム。

 

父が心配して母に「もう寝なさい。7時までは、静かにしているように!」と

注意してくれて

どうには私も4時から6時まで寝る。

 

6月5日

6時起床。

今日から母は3泊4日でショートステイへ

持ち物リストをみながら

大きなバック2個分の持ち物を用意。

これが、いろいろ呼ばれながらの作業で

出発直前の10時までかかってしまった。

 

8時に母の身体介護のスタッフと

家政婦が来て、両親の朝食準備と

家事をやってくれるが

初めてなので、

食器や調味料の場所、洗濯のやり方や干し方を説明。

 

本当は7時に出発して会社に行く予定が

それどころではなくなってしまった。

 

10時にショートステイ先が母を迎えに来て

送り出し

ようやく私も出発の準備に入る。

 

ところが・・・

化粧道具一式を忘れていた!

 

化粧をあきらめ、

10時半に身支度して出発。

気づけば、朝食も食べていない。

 

こんな時に限って、高崎線が発煙の影響で

運転がストップ。

午後2時 やっと会社にたどり着く。

ところが午後4時 パソコンはバッテリー切れ。

(自宅に電源コードを忘れてしまった)

 

もう、私の気力、体力のバッテリーも切れて

自宅に仕事を持ち帰り、会社を早退。

 

翌日から仕事で帰宅が遅くなるので

最後の力を振り絞り

食品の買い物。

 

こんな時でも主婦は夕食を作り家族を待つ。

夕食を食べたら、もう持ち帰った仕事をやる力は残っていなかった。

 

6月6日

まる2日、仕事を空けたリカバリーをしなくてはいけない。

こんな時に限って朝夫に預けたパソコンを

夫が会社に下ろし忘れ、午前中は全く仕事ができなかった。

昼にパソコンが戻ってきて

電源を入れたら、間もなくシステムの更新作業が始まってしまい

仕事が再開できたのが午後3時。

 

またまた不幸が重なり

6月から2万点近い商品が値上げとなり

伝票を起こすにも

商品×顧客数の価格変更対応を行わなければならない。

 

こんな時は、注文が入るたび

気持ちが悪くなる。

 

価格変更対応もとりあえずの突貫工事で済ませ

仮対応のまま

ようやく1枚目の伝票が作成できるようになったのが夜7時

そこから夜9時まで

必要最低限の仕事を終え、帰宅。

 

今日は頻繁に父や親せき、両親の知人、病院から

電話が入る

父の話でショートステイ先の母の状態を知る。

明るくて、しっかり者の母が

帰りたい一心で大騒ぎになっていた。

 

夜、ショートステイ先から電話が入る。

母が転倒した。

大事には至らなかったものの

心配は尽きない。

 

6月7日

昨日に引き続き、価格変更対応を地道に進めつつ

溜まりにたまった仕入れや売上伝票の整理にも

ようやく着手できるようになってきた。

 

朝から、父やケアマネ、親せきなどからの

電話も頻繁に入る。

 

仕事も、緊急箇所だけでも

どうにか片付き始め、やっと心が穏やかになり

注文をいただいた時の、吐き気が薄らいでくる。

 

今日も、残業する予定だったが

明日は実家に泊まるので

6時で仕事を中断し、帰宅。

こんな時だからこそ

家族のための、食事の準備は欠かせないのだ。

たいした料理を作るわけではないが

私の介護生活をサポートする家族への

ささやかな恩返しである。

 

夕食後、残った仕事を片付けたところ。

 

 

**********************

あ・・・・・・・・・

世の中の介護の皆さんの

苦労が身に染みてわかりました。

とりあえず2週間

そうすれば、この生活になんとなく

両親も慣れてくれればいいのだけれど

 


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